子どもの歯科治療の疑問に応えます
子どもの歯科治療に対して疑問や不安をお持ちではありませんか? 鴨宮駅からも通える歯医者「小田原きづな歯科クリニック」が、子どもの歯科治療に関するよくあるご質問を回答とともにご紹介します。こちらにない疑問や不安がある親御様は、当院までお気軽にご相談ください。
1. 子どもを歯医者に連れていくタイミングは?
当院では乳歯がひととおり生えそろう2歳ごろを目安に、はじめての歯科検診にお越しいただくことをおすすめしています。乳歯がある程度生えたら、そこから虫歯との戦いのはじまりです。初期の虫歯は親御様でも見つけにくいもの。今後のケアのポイントを知るためにも、一度お連れいただければと思います。また、はじめて生える永久歯「六歳臼歯」は虫歯になりやすい歯です。歯並びの状態を見ていくためにも、生え替わりのタイミングであるこの時期にはご来院いただくことをおすすめします。
2. 子どもの歯を虫歯にさせないためには?
大人の歯よりもやわらかい子どもの歯は虫歯になりやすいので、親御様は自分の歯以上に注意してあげてください。虫歯をつくらないためには、まず生活習慣を見直すことが大事です。「だらだら食べをしない(食事やおやつの時間を決める)」「糖分の多いおやつは控えめにする」「食べたらブラッシングをする習慣をつける」などに取り組むことで虫歯のリスクを抑えることができます。くわしくは、「お子様を虫歯にさせないポイント」をご覧ください。
3. 子どもの歯並びが悪くなる原因はなんですか?
子どもの歯並びが悪くなる原因には、遺伝的な要素のほかに、日ごろの何気ないクセなどが関わってきます。このクセを態癖(たいへき)といいます。たとえば、「指をしゃぶる」「唇や舌、爪などを噛む」「おしゃぶりがやめられない」「ほおづえをつく」「うつぶせで寝る」などはすべてお子様の歯並びを乱す原因になりうるので、お子様にこういったクセが見られる場合はできるだけ早く直してあげましょう。
4. 乳歯が虫歯になりやすいって本当ですか?
本当です。乳歯は永久歯に比べて表面のエナメル質が薄く、しかもやわらかいため、虫歯菌が出す酸の影響を受けて溶かされやすいという特徴があります。また、一度かかると進行も早いので注意しましょう。とくに歯と歯の間などにできた見えにくい部分の虫歯は、気づかないうちにどんどん進行してしまいます。早めに見つけられれば治療も簡単に済ませることができますので、定期検診にお越しいただくことをおすすめします。
5. 子どもが虫歯になる原因は何ですか?
生まれたばかりの赤ちゃんのお口には、虫歯菌がいません。にもかかわらず、子どもは虫歯になってしまいます。実は、虫歯菌は身近にいる親御様などからうつっているのです。たとえば、「おはしやコップを一緒につかう」「食べ物を小さく噛み切って与える」「熱いスープなどをフーフーしてさます」「スキンシップでお口にキスをする」といったことが、虫歯菌がうつる原因となります。お子様に虫歯菌をうつさないためには、こういった行為に注意すると同時に、親御様のお口から虫歯菌を減らしておくことも大切です。親御様も、歯科検診を積極的に受けましょう。